前回も登場したチェリーセージですが、ピンクの花がほとんど白くなってきました。この後、全ての花が白くなり、暑くなると花の数が減ります。そして、秋になると再び咲き始めます。
前立腺の生検後、血尿が出ていたのですが、ほとんど出なくなりました。ただ時々、チョロッと出るため、まだ紙パンツ(オムツ)を履かされています。やはりチェリーセージの花が全部白くなるまで紙パンツを卒業できないかもしれません。
紙パンツはテンション下がる。
血尿といっても、病院からもらった資料には、赤ワインを薄めた色と説明されています。
まったくその通りの色のが出ます。
尿が全部赤いわけではなく、最初にチョロっとと、最後の一絞りにちょっと赤いのが出るというレベルです。
尿道に残ったのがパンツの中で出てくるのか、時々赤いシミが付く位です。
気にするほどでは無いと思うのですが、妻的にはダメで、それで紙オムツを履かされています。
こんな感じで少し出るのは、全然問題ないようです。
生検後は、激しい運動や、自転車・バイクを長時間乗るのは、1か月禁止となります。
アルコールも1か月禁止です。
筋トレや踏み台昇降が激しい運動に当たるのか分かりませんが、血尿を早く止めたいので、中止しています。
仕事はしています。
立ったり座ったり、歩いたり、時々少し重いものを持ち上げたりもしますが、決して重労働ではありません。
プールも当然行ってません。
時々行く、街中の風呂屋も行ってません。まあ紙パンツ履いてたらどちらも行けませんけどね。
樫の木の剪定や、カナメモチの剪定も梅雨前に実施したかったのですが、これもやってません。
徐々に、ストレスが増して来ているような気がしますが、家にいる時は、何もしないで、ただただ大人しく過ごす事が習慣化してしまいました。
血尿は、もう殆ど出ないのですが、”念のため”と”買い置きがまだある”ため、紙パンツを履いています。
去年のほうがもっと早く血尿は止まったような気がします。
何故なんだろうか?
これ履いていると、テンションが下がってしまうのです。
とにかく早く、紙オムツを卒業したいです。
前立腺の生検結果
前立腺の生検の結果がでました。
3か所から癌細胞が発見されました。
昨年は1箇所だけだったので、増えてしまいました。
生検は前立腺に針を刺して細胞を取ります。
採取する箇所は定位置が12か所で、今回は、前回癌細胞が見つかった箇所の周辺を2箇所追加して、14か所採取しました。
それを考えると3か所から出たのは、ある程度想定内と言えるかもしれません。
生検前にMRI検査を行ったのですが、癌細胞と思われる個所が確認できたそうで、
今回の3か所はそこから出たそうです。
去年はMRIでは、はっきりとは確認できなかったみたいなので、去年より”がん”が進行してしまっているようです。
前立腺は精液を作る臓器で、高齢者にとっては既に役割を終えている臓器です。
胃や肺、腸のように、日夜活動している臓器ではないため、日常生活に支障もなく、自覚症状も殆ど出ないため、発見が遅れてしまうようです。
また前立腺癌はやたらと進行が遅い癌のため、高齢者の場合、気付かないまま、一生を終える方もいるそうです。
前立腺癌を発見する方法としては、「PSA検査」というのがあります。
前立腺に癌ができると血液中のPSA値が上がるため、採血してこれを調べます。
私も昨年の健康診断でPSA値が正常値より高くなり、精密検査を行い、さらに生検を行い癌細胞が発見されました。
去年発見された癌細胞は主治医によると「大人しい癌」で、1箇所からしか出なかったので、「しばらく様子を見ましょう」という事で、1年間、監視療法を行ってきました。
監視療法は、3か月に1回、採血してPSA値を測定するものです。
この1年間の、私のPSA値は以下の通りです。
私の年齢(67才)だと3.59以下が正常値です。
9月の3.96以外は正常値となります。
9月以外の値であれば、生検も精密検査も必要もありません。
私の場合は、すでに癌細胞が存在しているので、PSA値は目安と考えた方が良いみたいです。
今後の治療について
前立腺癌自体はそれほど怖い癌ではないみたいですが、転移すると、なにかと面倒なようです。
そのため、転移が無いかを調べるため、『CTスキャン』を行いましたが、結果はまだ出ていません。
この後、『骨シンチ』という検査を行います。去年も行ったのですが、これは骨に転移していないかを調べるものです。
前立腺癌は骨に転移しやすいそうです。
転移しているか、していないかの結果を踏まえて、今後の治療方法を決ます。
転移していなければ、今まで通り、監視療法を続けるか、それとも増殖してるようなので、他の方法を検討するか、となります
監視療法以外だと、治療方法は2つで、1つが手術により切除。もう1つは放射線治療です。
手術により切除すると、多かれ少なかれ、尿を止める筋肉やその神経を傷つけてしまうそうで、その結果、尿漏れが発生してしまうみたいです。
知り合いで前立腺を切除した人がいて、その人の説明だと、「ヤカンに水を入れ、傾けると水が出るでしょ。そんな感じで漏れます」と説明してくれました。
それは、その後治るそうですが、半年位は紙オムツを履かなくてはならないそうで、場合によっては、もっと長く、或いは、ずっと履かなくてはならない場合もあるみたいです。
これは人によって違うみたいですが、こうはなりたくないです。
放射線治療は、前立腺に放射線を放射するチップを埋め込むそうです。
埋め込み手術後は、放射線の影響で前立腺が腫れて尿道が細くなり尿が出にくくなるみたいです。
そうなると尿道を広げる等の処置が必要となります。血尿や血便が出る事もあるようで、やはり紙オムツが必要になることがあるみたいです。
それでも尿漏れにはならないため、履くのは一時的なものになると思います。
これを考えると、放射線治療の方が良いかなと思います。
なんだか紙パンツが判断基準になってしまっている様で、ちょっとまずいですかね。
放射線物質の埋め込み手術の後は、一般的には個室に入るそうです。
これは他の入院患者さんに放射線の影響が出ないようにするためみたいです。
余り他人に接近してはいけないのでしょうか。
危険人物になってしまうのでしょうか。
股間にガイガーカウンターを近づけたら「ガーガー」と鳴るのでしょうか。
放射線を防ぐパンツとかあるのでしょうか。
履きたくないです。
こんな物を股間に埋め込んで大丈夫なのか?、とも思ってしまいます。
”ゴジラ”は核実験により放射線をあびて突然変異により生まれたと聞いています。
股間に放射線物質を埋め込み、股間の大事な一物が放射線を浴び続けて、おかしくならないのだろうか。
ひょっとしたら、股間の一物が”ゴジラ”になって「ギャオー」と雄叫びをあげるのかもしれません。
ものは試しで、やって見る価値があるだろうか?
バカを言っている場合ではありません。
『CTスキャン』や『骨チンシ』で転移が見つかれば、他の療法を考えなくてはなりません。
どこかに転移しているのが見つかると、結構厄介になるみたいです。
転移していないことを願うばかりです。
今後の治療方法は、主治医と良く良く相談して決めようと思います。