第51回衆議院選挙 第二次高市政権誕生 一高齢者が思ったこと (社会#6)

社会考察
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衆議院選挙(第51回)の結果を見て、正直に言えば 驚いた。

[少数与党] であった自民党が大勝し、結果として 国会運営の主導権を 握れる形となったからだ。

私は、政治に詳しい人間ではない。

ただの 一有権者であり、年金で暮らす 高齢者の一人である。

その立場から、今回の選挙を見て 感じたことを 書いてみた。

選択には二通りある

人が 何かを選ぶとき、方法は 大きく二つあるように思う。

① 「それが良い」と思うから選ぶ

② 「他よりましだ」と思うから選ぶ

私は、何かを選択する際には、できるだけ ①の方法を取ろうと 心掛けている。

その方が、満足度が高いと思うからだ。

だが 現実には、なかなかそうもいかず、②で選んでしまうことも 多い。

今回の選挙では、有権者が どちらの選択方法を取ったのかは 分からないが、

どちらの方法でも、高市政権を 選んだのではないだろうか。

高市政権への期待

高市政権の実力については、正直なところ、まだよく分からない。

女性初の 総理大臣。

女性初の 財務大臣。

閣僚の顔ぶれが 比較的若くなったことには、新鮮さを感じる。

「何かを 変えてくれるのではないか」

「何かを 前へ進めてくれるのではないか」

そうした期待が、有権者の背中を押した面は、確かにあったのだろう。

今回の選挙結果により

少数与党」だからという 言い訳は もうできない。

[期待値] も [責任] も大きくなった。

同世代としての複雑な気持ち

少し個人的な話になるが、

岸田文雄元総理、石破茂前総理、野田佳彦代表は、

いずれも私と同じ 昭和32年生まれだ。

なんとなく「申し訳ありませんでした」という気持ちになる。

その流れのあとに誕生した、

初めての「年下の総理大臣」。

「がんばれ」と素直に応援したい気持ちが 湧いてくる。

野党を見て思うこと

一方で、一部 野党に対する 私の印象は、残念ながら あまり良いものではない。

政権の あら探しや 批判は、権力を監視するという点で 重要だ。

しかし、それだけが続くと、有権者には 先の姿が 見えにくくなる。

たとえ 政治的に正しいこと を言っていても、

悪口や 揚げ足取り ばかりが目につけば、人の心は離れていく。

かつては、権力批判が もてはやされた 時代もあった。

高齢者の中には、今も その感覚を持っている人が いるかもしれない。

しかし、その時代は、もう終わっているようにも思える。

有権者の多くは 政治の専門家ではない。

だからこそ、

過去の批判だけでなく

「何が問題なのか」
「どう変えたいのか」
「どうやって変えるのか」といった

これからのこと

分かりやすく 示してほしい。

理想と現実のあいだ

会社の会議でもよくあるが、

現状を否定して 理想論を語る人がいる。

そのこと自体は 大切だ。

それがなければ、何も進歩しない。

しかし、それだけでは足りない。

現状を否定し、

「どこかの誰かが悪い」と言うのは簡単だ。

それだけで 改善策を考えず、行動もせず

それは「どこかの誰かがやればいい」と言っているだけでは、

いずれ 居場所がなくなる。

大切なのは

理想と現実のギャップを、どうやって埋めるのか。

そこを考え、そして実行することだ。

多くの場合、それは 派手でも 簡単でもない。

「足元の雑草を 一本抜くこと」

「種を 一粒まくこと」から始まる。

そんな地道で 確実な作業の積み重ねが 必要になる。

社会保障と高齢者としての自覚

今回の選挙では、消費税も争点の一つになっていたように思う。

減税はありがたいが、財政的に本当に大丈夫なのだろうか、という不安も残る。

財政赤字の大きな要因の一つは、社会保障費である。

その社会保障費の大半は、私たち高齢者のために使われている。

では、その費用を誰が支えているのか。

答えは、現役世代だ。

現役世代の負担を これ以上増やすのは、正直、無理がある。

だからこそ、「皆で広く負担する」という考え方として、

消費税が 使われてきたのだろう。

人口減少と 高齢化は、これからも 加速していく。

もし消費税を 減税すれば、

今の社会保障体制を 維持するために、

誰かの負担を 増やさなければならなくなる。

高齢者の私にとって、耳の痛い 政策提案もある。

それでも、若い世代や 子育て世代に、

もっと お金を回す必要があるのは 事実だと思う。

景気が良くなり、経済が拡大すれば、税収や 社会保険料収入も増えるだろう。

そうなれば いいのだが、

はたして 高市内閣は、それを実現できるだろうか。

そのために、どんな種をまくのだろうか。

その点には、大きな期待を寄せている。

日本の立ち位置を考える

日本は G7 (Group of Seven) の一員であり、

世界の中で 一定の責任と 役割を担う国だ。

内政だけでなく、世界の中の日本を意識し、

他国との関係にも、慎重さと 主体性が求められている。

世界では、国同士の対立や 分断が強まり、先行きが 見えにくくなっている。

日本は、力で世界を動かす国ではない

しかし、経済力や技術力、

そして「約束を守る国」としての信用を、

長い時間をかけて築いてきた。

日本に求められているのは、

世界を 無理に変えることではなく、

世界が壊れないように調整し、支えること ではないだろうか。

派手ではないが、

日本らしく、日本にしかできない形で、

世界の安定に関わっていく。

その姿勢が 大切だと感じている。

この辺は、女性のほうが 上手くできるような気もする。

最後に

第二次高市早苗内閣がスタートした。

来年度予算の審議も始まる。

雑草を抜くこと。

種をまくこと。

豊かに実のなる早苗を植えること。

この積み重ねを続け

一歩づつでも 前に進むことを期待したい。

そして このことは、

政治だけでなく、有権者にも、求められているのだと思う。

おっと
理想論だけを述べていてはいけない。

私に 何ができるのだろうか。

まわりに迷惑をかけず、

健康で、楽しく暮らすこと。

そして、そのための 種をまくこと。

まずは、それを継続していこう。

と思います。


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