MuseScore で作曲に挑戦 高齢者でもできる (趣味#16)

趣味
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今回は、ギターも キーボードも 弾けない私が、

ふと思い立ち、作曲に挑戦した記事です。

作曲でもしてみるか

猛暑の中、ギターと キーボードを復活させたが、どちらも弾けない。

ギターは 50年前、高校の授業用に買ったものだ。

何を習ったのかすら 覚えていないが、

「作曲してこい」という宿題がでたことがある。

「はぁ?」と思ったが、16小節ほどの曲を作ってくるという課題だった。

どんな曲を作ったのかは 記憶にないが、

それをきっかけに 自分で弾ける ギター曲を作ったことがある。

今となっては まったく弾けないが、

あのときは「なんだか楽しかったな」という思いが 少しよみがえる。

そこで、「久しぶりに 作曲でもしてみるか」と思い立った。

音楽はパソコンで作る時代

調べてみると、

パソコンで作る音楽は「DTM(デスクトップ・ミュージック)」と呼ばれるらしい。

作曲用のソフトは「DAW」と言い、種類も価格も ピンからキリまで。

無料のものもあれば、数万円するものもある。

YouTubeで紹介動画を見てみたが、

音符ではなく 横棒で 音の高さや 長さを表現する画面に「???」。

楽器の音色や強弱も 自在に変えられるようだが、私には複雑すぎて 扱える気がしなかった。

MuseScoreを発見

そこで見つけたのが「MuseScore

無料で使える 楽譜作成ソフトだ。

Wikipediaによれば、

MuseScore(ミューズスコア)はベルギー・ブリュッセルを拠点に開発されている 無料の楽譜作成ソフトウェア。

とのこと。

本来は 楽譜を清書するためのソフトだが、音も鳴らせる。

音符入力なら 多少なじみがある分、私にはわかりやすそうだった。

しかし、当然、使い方がわからない。

Udemyで講習動画を探す

そこで頼ったのが オンライン学習サイト「Udemy

ちょうど 割引セール中だったので、「MuseScore」の講座を 購入してみた。

Udemyは、多種多様な動画講座があり、価格帯は 数千円から数万円までと 幅広いのだが、

しょっちゅう 大幅な割引セールをしている。

3,000円のものも 30,000円のものも、一律 1,500円くらいで 売られていたりするのだ。

どういうシステムなのかは謎だが、本1冊と 同じくらいの感覚で 購入できるのはありがたい。

Udemy紹介動画。

MuseScoreに挑戦

講座は合計1.5時間ほど。

インストールから 基本操作まで 順を追って解説してくれる。

動画は 数分単位で分けられており、何度も繰り返し見られる。

私は デュアルディスプレイにして、

片方で動画を見ながら 片方で実際に操作する、という方法をとった。

無理せず 2日ほどかけて、一通りの操作を試してみた。

講座は MuseScore 3を題材にしていたが、現在はバージョン4。

操作方法が多少違っていたが、なんとかついていけた。

この手のものは 使いながら慣れることが重要なので、とにかく色々試してみた。

音符の入力も、やっていくうちに覚えられた。

作曲に挑戦

講座で学びながら 試行錯誤し、なんとか1曲仕上げてみた。

バイオリン 2パートと チェロによる 小さなアンサンブルだ。

こう書くと かっこいいが、

音楽知識は乏しいため、自分の耳をたよりに 音を重ねて作成した。

ファイル形式は「MP4」。1分位の短い曲です。ぜひ視聴してみてください。

どうだろうか。
自分としては、初めての割には、それっぽい曲になったと思う。

キーボードも 役にたったが

MuseScore がなければ 絶対に作れなかっただろう。

これが無料で使えるのだから、本当にありがたい。

タイトルは「春の風」とした。

猛暑の中で、どこか春らしい雰囲気を 求めているのかもしれない。

これから

MuseScore をもっと使いこなすには、操作方法に加えて 音楽の基礎知識も必要だ。

そこで、今度は「Udemy」で 音楽理論の入門講座を探してみよう と思っている。

いずれは ギター曲や キーボード曲も作り、自分で演奏できたら楽しいだろう。

ただ、私の性格上「三日坊主」では心もとない。

「三年坊主」くらい 腰を据えないと 難しいかもしれない。

そう考えると、ちょっとしんどい。

いや・・・かなりかな?

まあ、無理せず 楽しく ゆっくり 続けていこう。

暇つぶしには ちょうどいいし、老いてなお 学ぶのも悪くない。


<参考記事>

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