散歩道の大銀杏
散歩道に大銀杏がある。
街路樹の銀杏が 黄色く色づき、葉が落ち始めるころになっても、
この木は まだ緑を残している。

見る角度によって、黄色と 緑の グラデーションがきれいだ。

晴れてはいるが、風は少しずつ 冷たくなってきた。
川の中の鯉も、水の冷たさを感じているのだろうか。
尾びれを揺らし、流れの中に留まっている。

散歩のたびに、いつも 一羽だけ見かける白鷺が、今日は群れている。

どこから やって来たのだろう。
大銀杏の落葉始まる
風の強い日が続き、しばらく散歩をさぼっていた。
久しぶりに 穏やかな晴れの日となり、歩いてみると、
銀杏は だいぶ 葉を落としていた。

風上側から散っているようだ。
畑の中に一本だけ立つ柿の木には、まだ実が残っている。
その実を鳥たちが ついばんでいるのだろう。
近づくと、一斉に飛び立った。

じゃまをするつもりは まったくないのだが、
川の白鷺も、近づくと 必ず逃げる。
鳥たちのDNAには、
人に追われた記憶が 引き継がれているのかもしれない。
銀杏の木の近くにある小屋では、たい肥を作っている。

今はまだ それほどでもないが、春になると、結構匂う。
しかし、畑作りには 欠かせない大事な作業だ。
大銀杏の落葉進む
銀杏はさらに葉を落とした。

風は、確実に冷たくなっている。
とんびだろうか。
東の空へ向かって 飛んでいった。

なんだか 急いでいるように見える。
夏には、クズにおおわれていた木。

クズが葉を落し、姿を現してきた。

何の木なのかはわからない。
だが、こうして季節が進む中で、
静かに次の春を待っているようにも見える。
春には、ちゃんと芽吹くことができるのだろうか。
上信国境の浅間山が雪を付けた。

この雪は、来年の春まで 消えることはない。
大銀杏の落葉
銀杏の木は すべて葉を落した。

季節が冬に向かい、静かに、確実に 一年が終わっていく。
庭の落葉樹も 葉を落した。

そんな中、常緑のヤツデが花を付けている。

すでに 新しい1年を スタートしているようだ。
プランターに 花を植えた。
新年を迎える、ささやかな準備だ。

この花は来年の春まで、
花を増やしながら 咲き続けてくれる。
季節に身をゆだね
季節が進む速さが、増してきているように感じる。
留まることも、後戻りもできない。
そのことに、あせりを感じてしまい、
新しい一年を迎える希望に、不安が入り混じる。
来年は、どんな年になるのだろうか。
考えるのはよそう。
季節に身をゆだね、
元気に 楽しく、ゆっくり 暮らしていこう。
大銀杏は、来年もまた 緑の葉を茂らせる。