つれづれ#10 長い夏が終わりました。秋が足早に過ぎていきます。

つれづれ日記
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10月に入り、ようやっと秋めいてきました。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、お彼岸を過ぎても暑い日が続きました。


梅雨明けが早かったせいか、今年の夏は随分と長かった気がします。

収穫の秋

カーポート下に植えたシャインマスカットを始めて収穫しました。

時々イモ虫を退治するくらいで、手入れらしい手入れをしていなくても、ちゃんと実を付けてくれました。

シャインマスカットの特徴といえば「糖度が高い」「大粒」「皮が薄い」「種が無い」などでしょうか。

実際に食べてみると、売っているものに比べて糖度はやや低く、粒もやや小さめ。皮はやや厚めでした。

種はしっかりと有るので、気を付けないと種を噛んでしまいます。

それでも、しっかりと「シャインマスカット」を楽しめました。

種なしにするには「ジベレリン処理」というプロの技が必要なので、とても無理です。

粒を大きくするには、房が小さいうちに大きさや長さを調整する必要があるみたいです。

来年はもう少し手入れをしようかと思います。

これで初夏のアンズに加へ、秋の味覚も手に入れられ、楽しみが一つ増えました。

散歩

気温も下がってきて空も秋の雰囲気です。

運動不足解消のため、散歩を始めることにしました。

家の近くの畑道、約2㎞のコースを30分かけて歩いています。
普段歩くことがないので、股関節が少し疲れます。

看護士さんに「尿漏れ対策にも効果がある」と言われていたので、
しばらく散歩を継続しようと思います。


散歩の途中の土手にキノコが生えていました。

一日ごとに大きくなっていますが、種類はわかりません。食用ではなさそうです。

田んぼのお米も実っていて、もうすぐ刈り取り時期でしょう。
春は麦畑だった場所です。

畑ではカラスが二羽、仲良く餌をついばんでいました。

夫婦でしょうか。恋人同志でしょうか。
なんだか羨ましいです。

近くの池に水鳥がたくさん浮かんでいます。

大きいのや小さいのがいます。

親子でしょうか、親類縁者の集まりでしょうか。

名前でも付けてやろうかとも思いましたが、見分けがつかないので止めました。

家の近くでも、散歩でもしないと気付かない景色を発見することができました。

秋の花

キンモクセイ

玄関先のキンモクセイが今年も花を付けました。

キンモクセイの花は小さくあまり目立ちません。

キンモクセイは花より香りです。

たくさん咲くと鼻の悪い私でも、その良い香りはわかります。

今年は例年に比べ開花が遅かったようです。

年により2度咲くこともあり、3度咲いたこともあります。

何がそうさせているのか分かりませんが、今年は1度きりでした。

キンモクセイには雄の木と雌の木があるそうで、中国大陸原産ですが、日本には雄の木しかないそうです。

なので咲いている花は雄花となります。

そのため、花は咲いても実はなりません。
そのため、自然界では自力で繁殖できません。
そのため、自生はせず、人による挿し木でのみ増える事となります。

良い香りを振りまき、人間に増やしてもらうしかないという事でしょうか。

そう考えると、「キンモクセイの花の香り」にどこか切なさを感じさせられます。

コスモス

先日、買い物帰りにコスモス畑に立ち寄りました。

夕陽が西に傾き、コスモス畑はどこか寂しげな感じがしました。

来年は、朝日を浴びたコスモス畑を見に来ようと思います。

春夏秋冬

つい最近まで「暑い暑い」と言っていたのに、いつの間にか肌寒さを感じる日も増えてきました。

山のほうでは紅葉が始まり、
秋の終わりが近づいているようです。

歳を取ったせいか「調度良い季節が短すぎる」と感じてしまいます。
今の私は人生でいえば秋の頃なのかもしれません。

なんだか、たそがれた気分になってしまいました。

いやいや、ダメだダメだ。

日本の四季は、どれも美しく豊で素晴らしい。

この春夏秋冬をもっともっと楽しんで、日々を大切に過ごしていきたいと思います。

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