先週、前立腺癌の手術後、初めての診察に行ってきました。
手術後の受診計画は10年分のスケジュールが既に用意されています。
今回は、手術後1か月目の初診です。
まず、血液検査と尿検査を行い、その後、泌尿器科の診察となります。
採血と採尿を済ませ、泌尿器科の受付を済ませて待合所で待機します。
多くの患者が待っており、いつものことですが待ち時間が長いです。
血液検査の結果が出るまで約1時間かかるので、仕方がありません。
本を読みながら時間を過ごします。
診察の順番がモニターに表示され、私の番号が呼ばれました。
手術を担当した先生が待っている診察室に入ります。
血液検査の結果、PSA値は0.01でした。
この数値は、PSAが測定限度値より低い場合に表記される値だと説明を受けました。
さらに、前立腺の3D画像がモニターに映し出され、癌が手前から奥側まで伸びていたことも教えてくれました。
予想よりも進行していたようです。
前立腺を摘出した部分の切断面が陰性であったため、癌細胞は残っていないとのこと。
これにより、予定通り前立腺癌の全摘出が成功したことが確認できました。
特に心配はしていませんでしたが、安心しました。
その後、「尿漏れはどうですか」と聞かれたので。
私は「尿漏れしています」と伝えました。
「少しずつ減っていますか?」と尋ねられましたが、「あまり変化はありません。外出したり体を動かすと多くなります」と答えました。
この段階で尿漏れが減少するのか、それとも普通のことなのか、ちょっと不安になりました。
また、私が「元々骨盤底筋が弱っていた感じがします」と言うと、先生は頷きながら「年齢と共に弱くなりますからね。骨盤底筋体操は続けてください」とアドバイスをくださいました。
次回の診察予約券を受け取り、帰宅しました。次は10月下旬に診察予定です。
退院してからは毎日、紙おむつや尿漏れパッドを使用しています。
1日1回、漏れの量を計測していますが、80ml前後が通常で、外出して歩くと150ml程度漏れることもあります。
この1か月間で大きな変化は見られませんでした。
骨盤底筋体操は継続していますが、筋肉痛が出てからは少しペースを落としています。
再び気合を入れて取り組まなければと感じています。
大型ホームセンターに行った時に、トイレに入ったら手洗い場には「おむつ入れ」と表示されたボックスが置いてありました。
個室の中には「尿漏れパッド等はこちらへお捨て下さい」と表示されたサニタリーボックスが設置されていることに気づきました。
以前は見逃していましたが、使用する人が多いのかもしれません。
平日の昼間のホームセンターは高齢者で一杯です。
もしかすると、この中にも同じような悩みを抱えている高齢者が多いのかもしれません。
お互い頑張りましょうと、心の中でエールを送りました。
今年の夏は例年以上に暑く、エアコンの調子が悪いです。
送風口から水が漏れ、ベッドの隅に垂れてきます。
エアコンに尿漏れパッドを貼り付けてみましたが、1時間もしないうちに重さで落ちてしまいました。
妻がベッドにシートと尿漏れパッドを敷いてくれましたが、8月中ずっとこんな感じでした。
「尿漏れパッドがあってよかったわ」と妻が言っってましたが、こんなことに利用するとは思ってもみませんでした。
「エアコンよお前もか」といった感じです。
室外機の排水ホースが詰まっているのかもしれませんが、猛暑の中で作業をする気力が湧きません。
尿漏れと暑さで何もする気が起きません。
9月になってもまだ暑い日が続きそうです。
涼しくなったら、室外機の点検をしようと思います。
その頃までには、尿漏れが少しでも改善されていることを願っています。